阪神・淡路大震災の約1年後、
芦屋市民センターで行われた
吉本隆明さんの講演
「苦難を超える──『ヨブ記』をめぐって」
全119分を、期間限定で公開いたします。旧約聖書の『ヨブ記』は
個人の苦難を通した神との対面を描いている、
そしてその「神」とは
「自然」のことではないか、と
吉本さんは語ります。
人間の倫理が自然という神にどこまでせまれるか、
その葛藤に焦点をあてて
『ヨブ記』の概略を追いながら講演は進みます。
そして、最後に
人が自然に迫ったり克服したりするためには
『ヨブ記』をこうすればいいんじゃないか、
という考えで結びます。
“羽海野:
ツイッターをやってると、
いろんな情報が入ってきますよね。
一昨日か、見たんですけど、
飼育放棄された子たちの写真がアップされてて
「この子のお父さん、お母さんになってくれませんか」
って言ってる人の文章がすごいんですよ。
猫ちゃんが虐待で髭とかライターで
チリチリってなってる。その文章が、
「こんなことをされたのに、
人間にちゃんと近づいて来れる立派な子です」
って書いてあって。
「なんでこんなことをするんだろう。
でも、この子は立派です」って書いてあって。糸井:
今までのヒューマニズムを表現する人たちって、
ひどいことをする人へのメッセージばかりが
書いてあったんだけれど。羽海野:
そうなんです。でも、その子を褒めてたんです。糸井:
そこまでとうとう人は来たか。羽海野:
”
来ました。私も
「この子は強いです」って言われた瞬間、
貰いにいこうかなってこう思わされる
何か愛情が吹き出てましたよ。
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